ゲンゴロウは昔からなじみの深い昆虫である。
池や川、時には水たまりでも当たり前に見ることができた。
図鑑を見るとゲンゴロウだけでも数十種類いるようだが、子供のときは大きなゲンゴロウと小さなゲンゴロウ位にしか分けていなかったと思う。もちろん大きなゲンゴロウがカッコ良かったのは言うまでもない。
水の中をスイスイと泳ぎ回り、さながら水の中のカブトムシである。
川、池、用水路等の水場を探してみるが、ゲンゴコウ(一番大きなゲンゴロウで体の縁に白い線がある-ナミゲンゴロウ)は非常に少ない。
※数年前オオクワガタが数万円もする、という記事を読んでいたとき、その横にタガメ1万円、ゲンゴロウ3千円と書いてあった。
ハイイロゲンゴロウ、マメゲン
昔はどこにでもいたゲンゴロウが今では希少生物になっているのである。
いるところに行けば出会えた生き物がいなくなるということは、そこで大きな環境の変化が起こっているということであろう。
見た目は同じ田園風景にしても、そこに何らかの変化が起こっているのは事実である。
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